2011年1月13日木曜日

7日目、NBA観戦

留学中は行きたいと思っていたのに、結局行かなかった。帰ってきてから、なぜ本場を観なかったのかと後悔した。次にアメリカに行く時は絶対に観てやると心に決めていた。そんなNBAを、ようやく観にいくことができた。

会場に到着するやいなや、ホームゲームの嬉しさを感じた。人々の来ている洋服、話している内容、持っている応援グッズ、ほとんどすべてが応援しているチームのもの。一体感を感じ、彼らと一緒に試合への期待を高める。バスケをやってきたから、バスケが好きだから、周りにこんなにバスケが好きで、同じチームをすきな人がいることが本当に嬉しい。高校の頃の部活で、試合を待っている感覚。みんなで期待感を高めていく。

試合が始まるのがほんとに待ち遠しい。プリゲームイベントを観ながらも、試合、試合と集中して観ることができない。選手が練習のために会場に入る。アウェーのチームから入場、会場全体から大きなブーイング。ホームチームの入場、会場全体が拍手と歓声の嵐。練習が終わり、チーム紹介の時間。スタート選手が大きな画面に紹介され、入場する。体中に響きわたる音楽と、ノリノリのアナウンスが観客を煽るように流れる。最高の状態でのスタート。

生で観るのとテレビで試合を観ることの一番の違いは、この雰囲気なのだろう。自然と心が躍り、自然に応援の声が大きくなる。オフェンスでは音楽に合わせて手を叩き、ディフェンスでは声を張り上げる。得点が入れば自然と立ち上がり声を上げ、スリーポイントが入ればガッツポーズをして立ち上がる。ダンクが入れば、会場全体が歓声で唸りを上げる。

12分を4クォーター行う試合。一瞬も逃したくないと、コート全体、選手の動きに目を凝らす。試合の流れに合わせて自然とコート全体ではなく、選手自体に目が引きつけられていく。それでもコート全体を観ないと試合が観られないと、必死になって動きをおっていく。自然と時間が過ぎて行った。

最終クォーター。6点を追う形で始まる。試合が決まる大事な時間帯。応援の声もドンドン大きくなる。ホームのアドバンテージを選手に送れればと、会場全体で必死の応援。しかし、相手のチームの方が一枚上手だった。流れに乗り、チームとしてパスワークが機能する。逆にホームのチームの攻めが単調な個人攻撃に変わる。きれいなパスから相手のダンクが決まる。試合が決まった瞬間だった。

結果は残念なものであったが、この会場に来てNBAを観ることができた。最高に楽しい時間、至福の時だった。

2 件のコメント:

  1. さすが若梅ゾーン。

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  2. ははは、懐かしいね。
    もう今はシュート全然入らないや。

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