2011年1月12日水曜日

6日目、ポートランドシーサイド

昨日のビアポンの疲れを感じながら目を覚ました。朝早く起きて海に行く約束。参加者全員がビアポンを楽しみ過ぎた。

最初はビール1杯で楽しむはずだったのに。気がつくとウイスキーまで持ち出す始末。負けることが悔しく、お互いに後一回と終わりのないゲームになっていた。酔いがまわると普通はシュートが悪くなるはずだが、そうはいかないのがこのゲームの面白さ。なぜかシュートがドンドン決まり、余計に楽しくなる。朝までやって続ける勢いだったが、急な眠気に負けて眠りについた。

そんな朝。もちろん海への道のりを楽しむ余裕もなく、車の中でも眠りについた。目を開けた時には、シーサイドに着いていた。時間を短く感じたので良かったのか、それとも雪に覆われた景色を見ることができなかったので良くなかったのか。

良し悪しはわからないが、目的地に着いたわけだ。まずは腹ごしらえ。シーフードを食べよう。メニューを見てもなかなか決められない。写真があれば助かるのに。サムと相談して、シーフードの揚げ物、蒸した蟹を。

少し戯言を言うと。果たして新鮮なものなのか、揚げ物にされたら分からない。舌が肥えていればわかるものなのだろうが。日本の生で食べる文化は、新鮮なものをシンプルに食べる。食材に自信があって初めてできるものなのだろう。せっかく海の近くなのだが、シンプルに食べたかったとも思う。

お腹も一杯になったところで、海へ。冬の海。本当は海に沿って歩き、冬の寒さを感じる、べきだが、参加者は寒さに弱い。簡単に写真を取り、車から景色を楽しむ。王道の楽しみ方とは違うが、こんな海の楽しみ方もあって良いのでは。

海に関する説明をここで少し。日本ではあまり有名ではないが、この海はルイス・クラーク探検隊が到着した海としてアメリカの歴史で重要な場所。ルイス・クラーク探検隊は、当時のアメリカの太平洋へとつながる陸路を発見し、西部への道を開いた探検隊。彼らの功績によって、現在のアメリカの領土が作られたといっても過言ではない。地図も出来上がっていない、現地民からの攻撃に会うかもしれない、遭難するかもしれない。そんななかで太平洋を見つけた瞬間の彼らの感動は、言葉に出来ないくらいのものだったのだろう。

ただの海ではない。アメリカの歴史にとって重要な場所に来れたことに、ここまで連れてきてくれたジェフ一家に感謝の気持ちで一杯。

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