2011年1月18日火曜日

3日目、家庭の温かさ

ゆっくりと時間が流れていて、あったかい雰囲気に浸ることができる。アメリカの家庭に対する印象。

アメリカの家庭というと離婚率の高さからか、少し冷たいもののように思えるかもしれない。しかし、今まで出会ってきた家庭、特にサムの家では本当に温かくゆったりとしたものを感じる。お互いを尊重しあいながら、家族のことを思いやりながら大切に時間を過ごしている。この時間が個人的には大好きだ。

みんなでご飯を食べる。今日あったことを話す。久しぶりに会う家族や友人にハグをする。別れるときにハグをする。眠る前や感謝の気持ちを表す時にキスをする。

単純なことなのだけど、なかなかできない。毎回の習慣にしていれば簡単なのだけどできない。恥ずかしいという気持ちや、しなくてもいいやという面倒な気持ちになってしまいできない。表面的には見えにくい、小さい部分を大切に生活出来ている。簡単なことこそ大切、この道理をアメリカという大国で実感する。

日本にいたら恥ずかしいと感じるのかもしれない。家庭をもったことがないからわからない。けど、気持ちを前面に出さなければ伝わらないのではないか。

何も言わなくてもわかるのが家族なのか。何かを伝えあうのが家族なのか。自分で選択することができるのであれば、伝えあう家族にしたい。家族の大切にしている価値観、個人の価値観、家族の一人一人の生活、お互いを助け合う気持ち、色々話し合って、お互いを尊重できるように。

久しぶりにサムの家族と時間をシェアしながら、自分の場合ならと考えていた。

自分は家族が大切にしていること、やったら喜ぶこと、つい怒ってしまうこと、家族の価値観をしっかりと理解できているのだろうか。

一人暮らしを始めるまであと少しの時間、もっと考えるべきことがあるのかもしれない。

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